2018/11/19

FCPX 10.4.4の新機能紹介「比較ビューア」

「比較ビューア」

色補正する時の参照フレームを簡単に表示する機能
1.色補正中のクリップの前後フレームを表示
2.任意のフレームを複数保存して随時表示

「ウィンドウ」→「ワークスペースに表示」→「比較ビューア」にチェック



「タイムライン」タブを選択
色補正中のクリップの前後フレームを表示
「前の編集点」「次の編集点」で前後を選択



「保存済み」を選択
「フレームを保存」で好きなフレームを複数保存



「フレームブラウザ」で複数の参照フレームを表示・選択


2018/11/17

Motion 5.4.2 他アップデート

Motion 5.4.2 の新機能(更新:2018年11月16日)
高度なカラーグレーディング
・1アップまたは4アップレイアウトでカラーホイールを使用して、ヒュー、サチュレーション、ブライトネスを素早く調整
・本格的なカラーカーブを適用して、カラー及びコントラストを超精密に調整
・ヒュー/サチュレーションカーブを使用して特定のヒューまたはブライトネスレベルを選択し、イメージの他の部分は変更しないまま変更が可能
・カラー及びヒュー/サチュレーションカーブでスポイトを使って、イメージの一部を素早くサンプリングして調整
・一般的なカラーグレーディングアプリケーションおよびサイトからのカスタムLUTを適用
・正確なキーフレームコントロールを使ってカラー補正をゆっくりと徐々に調整

コミックフィルタ
・任意の写真またはビデオを素早くコミック風のイラストに変換
・様々なスタイルから選択して、カラー、モノクロ、グレイスケールのアートワークを作成
・コミック風の外観はシンプルなコントロールを使って、インクのエッジ、塗りつぶし、滑らかさをきめ細かく調整可能

"タイニープラネット"フィルタ
・ 360°ビデオを非360°プロジェクトに追加するときに"タイニープラネット"フィルターを追加することで、全方位の楽しい外観を作成
・"Z回転"および"X回転"パラメータを使用して、タイニー・プラネット・エフェクトを無限円柱にラップ
・"Y回転"パラメータを調整して、被写体をタイニープラネット内で水平方向に移動
・視野をアニメートして、クローズアップから素材上を高く施行するサテライトビューまで遷移
・"タイニープラネット"フィルタを適用することで、ジェネレータ及びタイトルに強力なワープ感を演出

コア・テキスト・エンジン
・コア・テキスト・エンジンは、アラビア文字、デーヴァナーガリーのインド母音記号、およびタイ発音記号の正確な表示を実現
・絵文字、シングリフ、様々なポイントサイズの大文字、および縦方向のテキストの正確なレンダリングとアニメーションを結合し、正確に追跡


Compressor 4.4.2 の新機能(更新:2018年11月16日)
・ 64ビットアーキテクチャがMac内の全てのメモリを最大限に活用して、高解像度のイメージとプロジェクトに対応
・後方互換性によりレガシー32ビットフォーマットに対応
・クローズドキャプションを、Facebookなどの様々なウェブサイトで使用されるSRTフォーマットで表示、編集、配信
・Compressorがソースメディアのプロパティーを使用してMXF及びQuickTimeの設定を自動的に構成
・設定の自動構成により、フレームレート、フィールドの順番、色カラー間を正確に適用

Final Cut Pro X 10.4.4 アップデート

Final Cut Pro X 10.4.4 の新機能(更新:2018年11月16日)

ワークフロー機能拡張
・他社製機能拡張をアプリケーションインターフェイス内で直接開けるように、Final Cut Proの機能を拡張
・機能拡張ウインドウ、ブラウザ、およびタイムライン間でクリップをドラッグ&ドロップ
・既存の他社製アカウントに接続して、プロジェクトへのアクセス、メディアのダウンロード、コンテンツの購入が可能
・密接な統合により、機能拡張を使って、タイムライン再生、ナビゲーション、クリップマーカーなどを制御可能
・ワークフロー機能拡張には、共同作業(Frame.io)、ストックメディア(Shutterstock)、およびアセット管理(CatDV)のための各種ツールを用意

バッチ共有
・カメラLUTの有無を問わず、複数のクリップをブラウザ内で書き出してトランスコードすることで、デイリー及びその他のレビューのターンアラウンドを改善
・複数のプロジェクトを選択して書き出す
・バッチ共有をバンドルと組み合わせて、複数のファイルを1ステップで複数のフォーマットにエンコード
・書き出しの進捗状況をバックグラウンド・タスク・ウインドウでモニタ

ビデオのノイズリダクション
・ドラッグ&ドロップできる高品質なノイズ・リダクション・エフェクトを適用して、グレインノイズやビデオノイズを低減
・シンプルなコントロールを使用して、ノイズリダクションの結果と量を素早く調整
・インスペクター内でノイズ・リダクション・エフェクトをドラッグすることで、処理順序を簡単に変更
・ビューアには一時停止時にノイズ・リダクション・エフェクトを表示し、スキミング時はエフェクトを無効にすることで、パフォーマンスを最適化
・滑らかな継ぎ目を保持しながら、360°ノイズリダクションを360°ビデオクリップに適用

タイムコードウインドウ
・プロジェクト及びソースタイムコードを1つ以上のフローティング・タイムコード・ウインドウに表示
・タイムコードウインドウをサイズ変更していずれかを2番目のウインドウにドラッグ
・クリップ名とロール名の表示/非表示を選択可能
・タイムコードウインドウ内のカラーコーディングはタイムライン内のロールのカラーに一致

比較ビューア
・ビューアを開いて他のフレームを参照し、プロジェクト内のカラーグレーディングの一貫性を保持
・タイムライン内の前後のクリップを参照フレームとして素早く選択
・任意のイメージをフレームブラウザに保存して、後で比較ビューア内で参照

タイニープラネット
・ 360°ビデオを非360°プロジェクトに追加するときに"タイニープラネット"マッピングオプションを選択することで、全方位の楽しい外観を作成
・ロール及びチルトパラメータを使用して、タイニー・プラネット・エフェクトを無限円柱にラップ
・パンパラメータを調整して、被写体をタイニープラネット内で水平方向に移動
・視野をアニメートして、クローズアップから素材上を高く飛行するサテライトビューまで遷移
・"タイニープラネット"マッピングオプションを適用することで、360°のタイトル及びジェネレータに強力なワープ感を演出

その他の新機能
・クローズドキャプションを、Facebookなどの様々なウェブサイトで使用されるSRTフォーマットで表示、編集、配信
・クローズドキャプションをビデオに焼き込んで、再生中に常に表示することを選択可能
・タイムライン内でドラッグしてセカンダリーストーリーラインを選択するときに、個々のクリップまたはセカンダリーストーリーライン全体の選択が可能に
・任意の写真またはビデオにコミックフィルタを適用して、素早くコミック風のイラストに変換。コミック風の外観はシンプルなコントロールを使って、インクのエッジ、塗りつぶし、滑らかさをきめ細かく調整可能

2018/06/23

Final Cut Pro X 10.4.3 アップデート

Final Cut Pro X バージョン 10.4.3 の新機能(更新: 2018年6月22日)
・DJI D-Log設定のDJI Inspire 2ドローンから取得したProRes RAWファイルの表示と編集がサポートされます
・ブラウザ内の複合クリップから未使用のレンダリングファイルを正常に削除できるようになりました
・一部のPanasonic P2ビデオファイルを読み込むときに、オーディオチャンネルがミックスダウンされる問題が解決されました

2018/04/10

Final Cut Pro X 10.4.1他アップデート

Final Cut Pro X バージョン 10.4.1 の新機能(更新: 2018年4月10日)
【クローズドキャプション】
・Final Cut Proプロジェクトにキャプションファイルを読み込み、接続され同期されたキャプションをタイムラインで自動的に作成
・キャプションをビューアに直接表示
・インスペクタを使ってテキスト、カラー、画面上の位置、タイミングを調整
・複数の言語とフォーマットのキャプションを同じタイムラインで作成
・タイムラインインデックスに追加された“キャプション”タブで、テキストを検索、キャプションを選択、キャプションのバージョンをすばやく切り替え
・タイムラインでオーディオクリップやビデオクリップにキャプションを接続
・ビデオに埋め込まれたキャプションを抽出し、Final Cut Proで直接編集
・ワンステップでプロジェクトをCompressorに送り、オーディオファイル、ビデオファイル、キャプション、字幕を含むiTunes Store対応のパッケージを簡単に作成
・検証インジケータで、キャプションのオーバーラップ、不適切な文字、無効なフォーマットなどの一般的なエラーについて即座に警告
・書き出すビデオファイルにキャプションを埋め込むか、別個のキャプション・サイドカー・ファイルを作成
・キャプション付きのビデオをYouTubeとVimeoに直接共有
・CEA-608とiTTのクローズド・キャプション・フォーマットをサポート

【ProRes RAW】
・ProRes RAWファイルのサポートにより、カメラセンサーからのRAWイメージデータをそのまま使って読み込み、編集、グレーディング
・RAWイメージデータにより、ハイライトとシャドウの調整時に最高の柔軟性を実現。HDRワークフローに最適
・ラップトップとデスクトップのMacコンピュータでスムーズな再生とリアルタイムでの編集が可能
・高効率のエンコーディングでProRes RAWファイルのサイズを縮小し、カメラのカードやストレージデバイスに保存できる素材を増量
・ProRes RAWフォーマットは元のイメージデータがより多く保持されるため、アーカイブ用に最適
・ATOMOSレコーダーとDJI Inspire 2ドローンで作成されたProRes RAWファイルまたはProRes RAW HQファイルにネイティブで対応

2018/01/04

Final Cut Pro X 10.4 他アップデート

Final Cut Pro X バージョン 10.4 の新機能(更新: 2017年12月14日)
【360 VR編集】
・360°エクイレクタングラービデオを読み込んで、さまざまなフォーマットとフレームサイズで編集
・接続したVRヘッドセットに360°ビデオを出力*
・360°ビューアを開き、編集しながら、ヘッドセットと正距円筒図法表示を同時にモニタ
・Final Cut Proの360°ビューアでVRヘッドセットの動きを追跡するオプション
・ブラー、グローなどの360°エフェクトを追加
・360°ビデオをYouTube、Facebook、Vimeoで直接共有
・360°パッチを使って、シーンからカメラやリグを瞬時に削除
・横オーバーレイを使って、360°ビデオの方向をビューアから直接、簡単に変更
・360°ビデオを非360°プロジェクトに読み込んで、パン、チルト、ズームをアニメート
・グラフィック、静止画、ビデオを360°プロジェクトに読み込んで、360°シーンにぴったり合うように位置とサイズを調整
・モノスコピックおよびステレオスコピック360°ビデオに対応
【高度なカラーグレーディング 】
・1つの場所ですべてのカラーコントロールを操作できるインスペクタの専用カラータブ
・ヒュー、サチュレーション、ブライトネスを調整できる統合スライダで従来のホイールを改良した、強力な新しいカラーホイール
・カラーとコントラストを変更する複数のコントロールポイントを使って、極めて精密な調整を行えるカラーカーブ
・イメージの他の部分は変更せず、特定のヒューまたはブライトネスレベルを選択して調整を行えるヒュー/サチュレーションカーブ
・カラーカーブやヒュー/サチュレーションカーブでスポイトを使って、イメージの一部をサンプリングしてすばやく調整
・“バランスカラー”コマンドに手動ホワイトバランス用のスポイトが付属
・人気のあるカラーグレーディングAppやサイトからカスタムLUTを適用
・精密なキーフレームコントロールを使って経過時間でカラーを補正
・カラー調整用の新しいキーボードショートカットとロールベースのタイムラインナビゲーションによる、カラー補正操作の高速化
・ざっとプレビューして高速に検索できるカラープリセットをエフェクトブラウザ内に配置