2015/09/09

Final Cut Pro X 10.2.2 アップデート

Final Cut Pro X、Motion5,Compressor、のアップデートが行われました。

Final Cut Pro X
バージョン 10.2.2 の新機能(リリース日:2015/9/4)
・最大解像度4KのSony XAVC-LおよびPanasonic AVC-Intra 4:4:4をネイティブサポート
・Canonブラグインを使用したCanon XF-AVC 8ビット・ビデオ・ファイルの読み込み
・インターレースH.264ビデオの書き出し
・Final Cut Proからの送信時にアセット管理システムがライブラリ・バックアップ・ファイルを取り込み可能
・3Dテキスト付き反射素材を使用するときに発生するレンダリングエラーを解決
・3Dテキスト上の素材を公開されたパラメータと交換するときの安定性を向上
・テキストスタイルを読み込むときのパフォーマンスを向上
・テキスト・レイアウト・パラメータが公開されたMotionタイトルテンプレートを正しく書き出すことが可能に
・レンダリング時に3Dテキストが暗くなる問題を解決
・特定のアニメーションエフェクトのタイミングの問題を解決

※告知はありませんが、FCPXで、テキスト入力エリアの大きさが可変になりました。入力エリアの下端をマウスでドラッグすることにより動かすことが出来ます。

2015/07/10

10.2の変更点 色補正(カラーボード)

今回の変更で、FCPXの色補正の作業環境は格段に向上しています。

FCPX10.2では、「カラーボードが新しい色補正エフェクトに統合」されました。その結果、インスペクターを開いても、初期状態では「エフェクト」タブの中には、何もはいっていません。そのため色補正フィルターを付加する手間が増え、「面倒になった」という誤解を生んでいる部分があるかもしれません。

エフェクトは空のまま

2015/05/11

FCPX 10.2他、日本語マニュアル

各プロアプリのマニュアルが新たに電子ブック形式で提供されるようになりました。iTunes StoreもしくはiBooks Storeからダウンロードできます。
それに伴い、PDF版は更新されなくなったようです。

Final Cut Pro X 10.2
PDF ⇒ 更新されず。10.1.2まで
オンラインヘルプ ⇒ http://help.apple.com/finalcutpro/mac/10.2/
電子ブック ⇒ 新たに追加

Motion 5.2
PDF ⇒ 更新されず。5.1.1まで
オンラインヘルプ ⇒ http://help.apple.com/motion/mac/5.2/
電子ブック ⇒ 新たに追加

Compressor 4.2
PDF ⇒ 更新されず。4.1.2まで
オンラインヘルプ ⇒ http://help.apple.com/compressor/mac/4.2/
電子ブック ⇒ 新たに追加

Motionの3Dテキストに関する部分は、170ページ(※文字の大きさにより異なります)にも及ぶ膨大なもので、無料のバージョンアップで日本語版マニュアルをここまで充実させているのですから、一部に、もうプロ用アプリに力をいれてないのでは、という観測もありますが、そんなことはないのではないかと思えます。


2015/05/05

タイムコード表示を大きく

今まで、タイムコードの数値を目をしばしばさせて確認してきた方に朗報です!
FCPX用のプラグインを数多く販売しているサイト、fxfactoryにて、タイムコードを大きく表示できるフリープラグインが配布されています。

「でっかくなっちゃった!」

2015/04/14

FCPXの3Dタイトル

FCPXのメジャーアップデートが無料で行われ、ついに3Dタイトルの作成が可能になりました! まさかこんな日が来るとは! ということで早速試してみました。ところが‥‥


なんと、我が家のiMac 2009では、システム要件を満たしていないことが判明しました。。。グラフィックメモリが1GB以上であることが必要なようです。
とはいえ、「低解像度で表示または書きだされる」という前提であれば、稼働は可能なので、確認してみることにしました。

テキストの中に、新たに3D用のプリセットが追加されています。

Final Cut Pro X 10.2 アップデート

Final Cut Pro X
バージョン 10.2 の新機能(リリース日:2015/4/14)
OS X 10.10.2以降が必要

3Dタイトル
・簡単にカスタマイズできる美しい3Dアニメーションテキスト
・タイトルをすばやく作成できるシンプルなテンプレート
・背景とアニメーションが埋め込まれた映画のようなテンプレート
・ワンクリックで驚きの効果を作成できるテキストスタイルのコレクション
・素材、ライティング、エッジをさまざまに組み合わせてタイトルをカスタマイズ
・追加のコントロールを使って環境やシャドウなどを調整
・2Dタイトルを3Dに瞬時に変換
・タイトルをMotionで開いて複数のライト、カメラ、トラッキングを追加

高度なエフェクト
・最大4つのビデオスコープを同時に表示
・クリップにスーパー楕円シェイプマスクを適用
・クリップに“マスクを描画”を適用して、直線状、ベジェ、またはBスプラインのスムージングオプションを選択
・あらゆるエフェクトに使用できる、シェイプマスクとカラーマスクの新しいコントロール
・エフェクトマスクのアルファチャンネルを瞬時に表示
・カスタムエフェクトをプリセットとして保存してすばやくアクセス
・カラーボードを新しい色補正エフェクトに統合
・色補正エフェクトの処理順序を変更
・キーフレーミングの改良によりモーションスムージングの精度を向上
・オプティカルフローの改良により幅広いコンテンツで美しいスローモーションを実現
・複数のフレームを使用するFxPlugプラグインや内蔵エフェクト(視覚的なエコーや軌跡など)のパフォーマンスを向上

カメラのフォーマット
・Panasonic AVC-Ultraコーデックファミリー
・Sony XAVC-S
・プラグイン不要のSony XAVCおよびXDCAMフォーマットの読み込み
・JVC H.264 Long GOP
・デュアルGPUによるアクセラレーションを利用したRED RAW処理
・RED RAWアナモフィックフォーマットのサポート

その他の機能
・スマートコレクションをイベントレベルとライブラリレベルで使用
・読み込みウインドウのすべてのオプションを1つのサイドバーに統合
・Compressorへの送信時にデュアルGPUによるレンダリング