2012/10/25

FCPX10.0.6がやって来た

待ちに待ったFCPXの10.0.6のアップデートを機に、日本語情報の少ないFCPXの情報をブログでまとめる為に、このブログをスタートしてみます。得た情報を五月雨的に登録することになりそうなので、情報の整理は出来ないかもですが、よろしくおつきあい下さい。

さて、2012/10/24、iPadminiの発表の影に隠れて、ひっそりとAppleプロアプリケーション(FCPX、Motion、Compresor)のアップデートが行われました。その内容は…



2012.10.24update
バージョン10.0.6の新機能
・マルチチャンネル・オーディオ・ファイルをタイムライン内で直接展開して、個々のオーディオチャンネルを詳細編集
・ファイルベースのカメラからのメディア読み込みとフォルダ内のファイル読み込みのウィンドウを統合
・共有機能のインターフェース改良により、プロジェクトや選択範囲を1つまたは複数の出力先に書き出し
・REDカメラのサポートにより、REDCODE RAWをネイティブ編集、オプションでApple ProResにバックグラウンドトランスコード
・MXFプラグインのサポートにより、他社製プラグインを使うことで、MXFファイルを読み込みから納品までネイティブ操作
・デュアルビューア(共にビデオスコープ表示対応)により、ショットを比較して動きや色をマッチング
・タイムラインでチャプターマーカーを追加して、ビデオファイル、 DVD 、 Blue-Rayディスクに書き出し
・イベントブラウザで範囲選択の開始点と終了点を維持、さらに一つのクリップで複数の範囲選択が可能
・パラメーターをペーストウィンドウで、クリップ間でコピーするエフェクトを選択
・クリップ接続がより柔軟になり、接続されたクリップを固定したまま基本ストーリーラインのクリップをスリップ、スライド、移動
・一回のキー操作でフリーズフレームをタイムラインに追加
・ドロップシャドー・エフェクトのオンスクリーンコントロールにより、 位置、エッジの減衰、角度などを直感的に調整
・新しいコントロールにより、マルチカムクリップ内の複数のアングルのオーディオを結合
・タイムラインで複合クリップを作成すると、イベントブラウザにクリップが保存されるようになり、他のプロジェクトで再利用可能
・XML 1.2のメタデータの読み込み/書き込み機能により、他社製アプリケーションとの連携が向上

です。ちょっとだけ使ってみて気がついた点を少々。

・イベントライブラリウィンドウの全消し可能。今まで消せなかったので、ディスプレイが広く使えるようになりました。
・デュアルビューアは、ウィンドウから、イベントブラウザを表示で実現しているようです。純粋な二画面編集ではなく、ウィンドウが一つ追加になって、そこに何を表示するかを選べるようになった感じかな?
・「シナリオ」という名前が、「ストーリーライン」という名前に変更になりました。
・部分書き出しが可能になりました。地味に待たれていた機能です。
・ドロップシャドウがフィルターになって追加されました。小画面にも簡単にシャドウがつけられるようになりました。遠近ポイントで、傾いた影をつけられるのが面白いです。
・トランジッション、フィルター関係に新規追加。ディゾルブのライト、テキストの基調演説(基調講演の画面が斜めになる奴)など使えそうなのが結構追加されています。
・選択範囲では、ワンクリックでオーディオ音量の上げ下げができます。かなり便利。キーフレームを四カ所打つ必要がなくなりました。




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