2016/10/28

Final Cut Pro 10.3 アップデート

Final Cut Pro 10.3

新しいインターフェイス
・新しいダークインターフェイスでビデオに集中
・整理やカラーグレーディングなどの作業ごとにウインドウレイアウトをカスタムワークスペースとして保存
・セカンドディスプレイでタイムラインの全画面表示/非表示を切り替え
・インスペクタを画面いっぱいの高さで表示

マグネティックタイムライン2
・クリップをロール(ダイアログ、ミュージック、エフェクト)ごとに色分けして、プロジェクト全体を一目で把握
・ロールの作成、割り当て、色の設定により、オーディオクリップとビデオクリップのタイプを簡単に識別
・改良されたタイムラインインデックスでオーディオロールをドラッグ&ドロップしてタイムラインのレイアウトを変更
・タイムラインインデックスの“焦点”ボタンを使って、特定のオーディオロールだけを表示し、ほかのクリップを非表示
・タイムラインインデックスの“オーディオレーンを表示”ボタンを使って、タイムラインでクリップをオーディオロール別に表示
・複合クリップ内のロール全体にオーディオエフェクトや音量変更キーフレームを追加
・iXMLサポートにより、オーディオ・フィールド・レコーダーで設定されたメタデータに基づいてロールを自動的に作成および割り当て
・Final Cut Proライブラリごとに独自のロールセットを作成および管理



色域の拡大
・対応しているMacや外部ディスプレイでイメージを広色域で表示
・標準のRec. 601およびRec. 709またはWide Gamut Rec. 2020の色空間でビデオを読み込み、編集、配信
・ライブラリとプロジェクトの両方で色空間を設定
・ARRI、Blackmagic Design、Canon、Panasonic、およびSony社製カメラのLog素材や、RED RAW素材を、広い色域を維持しながらリアルタイムで操作
・ビューアのレンジチェックオーバーレイを使って、標準のRGB範囲を超えている領域を強調表示
・ビデオスコープでWide Gamutカラーをリアルタイムで表示

ビデオ形式のサポート拡大
・MXFでラッピングされたApple ProResを使って、放送配信に適した柔軟性の高い形式で書き出し
・MXFマスターファイルの書き出しで、オーディオロールを使って業界標準のチャンネルレイアウトを構成
・Canon Log2/Cinema GamutとPanasonic V-Logをサポート
・Sony PXW-FS7およびPXW-X70カメラのSony XAVC-L 4Kをサポート
・Panasonic AVC-Intra LTの再生をサポート
・AVC-Intraファイルを書き出し

追加機能
・フロートランジションによってジャンプカットをシームレスに結合し、インタビュー撮影での考える間や言い直し部分などを除去
・“エフェクトを削除”コマンドと“パラメータを削除”コマンドを使って、クリップから特定のエフェクトを削除
・SMB 3ネットワークサポートにより、ネットワーク接続ストレージデバイス上のライブラリにアクセス
・タイムコードエフェクトを使って、ビューアと書き出しファイルでクリップ名とソースクリップのタイムコードを表示
・タイムコードをコピー&ペーストして、テキスト書類への数値入力を効率化
・カスタムMotionプロジェクトを個々のFinal Cut Proライブラリに統合
・ブラウザのオプションでクリップを連続再生
・ブラウザとタイムラインでカスタムメタデータを検索
・タイムラインインデックスでオーディション、複合クリップ、マルチカムクリップ、同期クリップを検索
・アンカー付きの隣接クリップでトリムをロール編集
・メディアブラウザとコンテンツブラウザが大きくなり、フォトライブラリ、サウンドエフェクト、ミュージック、タイトル、ジェネレータの表示領域が拡大
・ミュージックとサウンドエフェクトのブラウザで、オーディオファイルをスキミングして範囲選択
・Thunderboltケーブルを使って外部ディスプレイに直接A/V出力、専用I/Oデバイスは不要
・XML 1.6により、マグネティックタイムライン2でのロールベースのオーディオコンポーネントをサポート
・XMLサポートの拡大により、プロジェクトとクリップを既存のイベントに読み込み
・サポートされるアプリケーションにクリップ、プロジェクト、イベントをXML形式でドラッグ&ドロップ


【FCPX要旨】
生まれ変わったFinal Cut Proは、革新的なビデオ編集環境とパワフルなメディア整理機能を提供し、驚きのパフォーマンスを実現。あなたのアイデアを素早く形にします。

革新的なビデオ編集
・マグネティックタイムライン2で、従来のトラックよりも柔軟性の高い色付きレーンを使って効率的に作業
・改良されたタイムラインインデックスでオーディオロールをドラッグ&ドロップしてタイムラインのレイアウトを変更
・クリップ接続を使ってBロール、サウンドエフェクト、音楽をタイムラインに追加
・複数のクリップを複合クリップにまとめてプロジェクトを整理
・オーディション機能を使って、タイムライン内の1カ所で様々なショット、グラフィックス、エフェクトを切り替え表示
・マルチカムプロジェクトでオーディオ波形に基づく自動同期と最大64のカメラアングルをサポート

パワフルなメディア整理機能
・作品をライブラリに整理して、メディア管理や共同作業を効率的に
・コンテンツ自動解析機能がカメラのメタデータをキャプチャ、バックグラウンドでショットを解析
・独自のキーワードを作成し、クリップの範囲選択時にそれらのキーワードや「よく使う項目」を素早く適用
・スマートコレクションでコンテンツを動的に整理して、必要なショット。数クリックで素早く発見

驚きのパフォーマンス
お使いのMacの全てのGPUを活用して、より優れたリアルタイム再生パフォーマンスとバックグラウンドでの高速レンダリングを実現
・64ビットアーキテクチャがシステム内の全てのRAMを活用し、より大きなプロジェクトとさらに表現豊かなエフェクトに対応
・作業の妨げにならないバックグラウンド処理
PRORES、RED、XAVC、AVCHD、デジタル一眼レフカメラH.264など、幅広い形式をネイティブで編集

カスタマイズできる迫力満点のエフェクト
・簡単にカスタマイズできる美しい2D及び3Dアニメーションタイトル
・直感的なコントロールを使ってタイトル、トランジション、エフェクトの外観を変更
・幅広い他社製FxPlugプラグインをカスタムインターフェースで活用

一体化されたオーディオ編集機能
・読み込み時にロール(ダイアログ、ミュージック、エフェクト、カスタムロール)を割り当てて、プロジェクトを簡単に管理及び整理
・マルチチャンネルのオーディオファイルをタイムラインで展開して直接編集
・オーディオの問題(ハムノイズ、過度な背景ノイズなど)を自動的に修正
・オーディオ波形のインスタントマッチ機能を使って、デジタル一眼レフカメのとビデオと独立したオーディオをワンステップで同期

直感的なカラーグレーディング
・標準の色空間またはWide Gamut Rec.2020の色空間でビデオ読み込み、編集、配信
・バランスカラー機能を使ってクリップの外観を1クリックで補正
・カラーボードを使ってカラー、彩度、露出をコントロール
・キーイングとマスクを使って特定の色または画面の特定領域を微調整

適度な出力をワンステップで
・プロジェクトをAppleデバイスでの再生用に素早く書き出し、またはVimeo、YouTube、Facebook等のウェブサイトに簡単にアップロード
・テーマ別のメニューを使ってDVDディスクやブルーレイディスクを作成
・ロールメタデータを使ってオーディオステムや複数バージョンの最終ビデオを書き出し
・XMLの読み込み/書き出しにより、他者製アプリケーションでカラーグレーディングやサウンドミキシングなどの作業を実行


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