FCPX編集ワークフロー（2）左手編集

編集作業には大きく分けると、ざっとつなぐ一次編集（アラ編）と、つながった後、微調整等を行う二次編集（本編集）があります。

一次編集に使うショートカットは、E（最後につなぐ）。
二次編集に使うショートカットは、Q（接続）W（挿入）D（上書き）。

いずれもキーボード上の左手で簡単に入力できる範囲に集中しています。
熟練すれば、使用範囲の決定は右手。タイムラインへの編集は左手、という具合に、キーボードから手を離さず作業できるように設計されています。

FinalCutPro7には、挿入と上書きしかありませんでした。
FCPXで新たに追加された、Ｅ（最後につなぐ）は、一次編集に特化した機能と言えます。

Ｅ（最後につなぐ）を使用することによって、タイムラインカーソルの位置を気にすることなく、シーケンスの一番最後に、次々とクリップをつないでいくことが出来るからです。