2013/12/20

FCPX 10.1 使ってみて気がついた変更点

1.解像度フリーと本格的4K対応 
どんな解像度でも編集できます。プロジェクトを作成して何もクリップを置かない状態で、情報→設定を変更で、解像度フリー。プロジェクトを4K以上にすると、エフェクト欄に、「4K対応コンテンツのみ」というボタンが現れ、4K対応したエフェクトのみを表示できます。






iMac(2009)で試した所、かなり厳しかったですが、4Kが手元に来たー、という感動があります(笑)。4K対応は本気の感じで、ブラウザの表示倍率も4K用に、12.5%、6.5%が追加されています。



2.スルー編集の結合
地味に要望の多かった、一度切断したクリップを結合することが可能になりました。ただし、基本ストーリーライン上のみなので、接続されたクリップは一度基本ストーリーラインに移動してから、結合しましょう。

3.可変速が高度化
可変速設定が数値入力でできます。その際、クリップの長さを変えないで速度だけ変えることも出来ます。クリップの真ん中を範囲選択して可変速した場合には、前後にノーマルスピードへのイーズイン・アウトが加わり、スムーズに速度変化できます。



4.使用中のメディアの範囲を表示
復活してほしかった、FCP7の「重複クリップの表示機能」に似た機能です。重複はわかりませんが、クリップの使用されている部分の下部にオレンジのバーが表示されるようになりました。「編集時に、この部分どっかで使ったかな?」と悩む必要がなくなります。

これは便利!

5.オーディオキーフレームの移動、コピー&ペースト
キーフレームの変化している部分を掴んで移動できるようになりました。範囲選択している場合は、まるごと移動できます。また、範囲選択の状態で、キーフレームコピー、キーフレーペーストを行うこともできます。(※これの前提として、範囲選択して、ボリュームレベルの線を掴めば、一気にダウンして下図の状態になります。左右の変化部分は自動的に付加されます)



6.ブラウザ機能が高度化
クリップのアピアランスでブラウザに表示されるクリップの大きさが可変に。オーディオ波形を表示することも可能になりました。

サクサク動きます
その他、

7.全体的にサクサク動く。スキミングがスムーズ
8.新しい手ブレ補正が有能らしい
9.マルチクリップでオーディオの分離が可能に
10.追加エフェクトあり
11.オリジナルとプロキシの切替が、環境設定からビューアーウィンドウの右上メニューに移動、などなどです。

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