2013/11/15

FCPX with InterBee2013

InterBeeで、なんとなくFCPX(FinalCutPro X)を探してみた所、
3箇所のブースで発見しました。NTTグループさん、Canonさん、ブラックマジックデザインさんです。

Blackmagicdesignさんのブース

短時間でざっと見まわっただけなので、まあまあ優秀ではありますが、やはりプレミアに押されてる感は否めません。
そんなアドビさんのブースで、最新バージョンのプレミアのプレゼンテーションを拝見しました。プレミアの新しい中間コーデックは、プロレズの1/3の容量しかとらず、素晴らしい、という話や、元データを変換なしでサクサク編集できる、という内容でしたが、一点、驚愕のプレゼンテーションがありました。


オリジナルデータでサクサクは動くんだけど、やはりノートパソコン等ではスペック的に厳しい時もある。そんな時は、軽いコーデックでオフライン編集して、書き出すときに、オリジナルのコーデックに戻せばいい、という例の話だったのですが、そのやり方でぶっ飛びました。。。

なんということでしょう。まずタイムラインの全クリップの"軽いファイル"をMedia Encoderで作成し(このときはマニュアル設定で720Pが軽いかな?、とかいいながら作成してました。新コーデックにプロキシは無い模様)、次にタイムライン上のクリップを全て選択して、無理やりオフラインにする、という手法が紹介されていたのです。当然、タイムラインはリンクが外れて、真っ赤(リンクが切れた表示)になります。その後、リンクの再接続で"軽いファイル"を一つ選べは、ファイルが全部同じ名前で同じ位置関係にあれば、自動的に置き換わる、という内容です。なんとも原始的な手法です。この話の中に、いろんなトラップが紛れ込んでいることは、編集を日常的にされている方であれば容易に気づけることでしょう。こんな話を2013年のInterbeeのセミナーで堂々としてもいいのでしょうか。。。

FCPXではもちろん、最初から、プロキシーとオリジナル(orハイクオリティ)を併用できるように設計されています。プロキシーの変換は取り込み時にも取り込み後にもできます。プロキシとオリジナル(orハイクオリティ)の切替は、環境設定から一発です。書き出しが終了し、プロジェクトが全て終了したなら、オリジナルのみ残して、プロキシーファイル、ハイクオリティファイルを消去すれば、HD容量の大幅な節約も可能です。ノートパソコン等の簡易的な編集に関しては、優劣は明らかだと思います。
FCPXではメディア変換を伴うオフライン編集が考慮されています




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